AIスキャンロボ

導入企業様の声

CASE.05

AIスキャンロボ導入の決め手
「スピーディーなレスポンスとコストパフォーマンス」

世界187カ国で事業を展開する世界最大の食品飲料会社、ネスレ。「生活の質を高め、健康な未来づくりに貢献します」をコンセプトに、安全で美味しく、心にも体にも嬉しい、そして使いやすく環境にも配慮された製品やサービスを世界中に届けています。FAX受注の伝票処理の効率化のために導入したネットスマイルの「AIスキャンロボ®(人工知能によるOCRデジタルスキャナー)」。導入の決め手や導入後の効果、今後の展開について、ネスレ日本株式会社 執行役員 財務管理本部 インフォメーションテクノロジー 部長 子安俊雄さんと、財務管理本部 インフォメーションテクノロジー ビジネスアプリケーション サポート マネジャー 山口博史さんにお話を伺いました。

Interview

ネスレ日本株式会社

ネスレ日本株式会社 執行役員 財務管理本部
インフォメーションテクノロジー 部長
子安俊雄さん

ネスレ日本株式会社 財務管理本部
インフォメーションテクノロジー
ビジネスアプリケーション サポート マネジャー
山口博史さん

今後の展開について、
まず最初に、事業内容をお願いいたします。

子安さん弊社は、スイスに本社を置くネスレS.A.の日本法人として1913年に創業しました。S.A.はソシエテアノニムの略、フランス語で株式会社を意味します。「ネスカフェ」「キットカット」などのブランドを展開する食品企業です。近年は、ECなど、ITを活用したイノベーションの創出を積極的に行っております。代表的なサービスとしては、「ネスカフェ アンバサダー」「ネスレ ウェルネス アンバサダー」や、専門店の「キットカット ショコラトリー」などがございます。弊社では、単なる製品の製造だけでなく、これらのサービスの提供を通じて、新たな需要創出に取り組んでいます。

「AIスキャンロボ®」導入までの経緯を教えてください。

山口さんお客様のFAXによる発注書を基幹システムに入力する方法の改善は以前からの課題でした。2019年3月にFAXの発注書を読み取り、発注データを基幹システムに連携するネスレ標準のツールを導入しました。しかし、後述する日本語の読み取り精度が十分でないことや日本の商習慣に対応できないという課題があり、他に何かツールはないかと探す中、ネットスマイルにたどり着きました。

ネスレ標準のシステムは、どのような点に課題があったのですか?

山口さんまずは日本語、漢字の読み取りの精度が十分なものではありませんでした。あとは日本の商習慣による例外に対応できないこと。例えば、1つの発注書において出荷先は同じでも、製品によって帳合先が異なるケースがあります。(この例外は基幹システムに連携する前に、自社で開発したスクリプトを実行させることで解決。)

ネットスマイルのサービスはどのようにして知ったのですか?

山口さん検索エンジンで探しました。いくつか同じようなサービスを見つけて、すべてにお問い合わせをしたところ、ネットスマイルの担当者の方のレスポンスがすごく早くて(笑)。そこからいろいろとサービス内容を伺い、他社とも比較して、最終的にネットスマイルに決めました。

決め手となったネットスマイルのサービスの特徴は?

山口さん弊社が求めていたこと、受注、請求という基幹系の業務と相性が良いと感じたからです。他の会社のサービスでは、手書きの読み取りが強いとか、それぞれ特徴がありましたが、弊社が求めていたのは手書きに関しては発注数量の読み取りが正確であれば十分でした。イニシャルコストとランニングコストを見たときに、リーズナブルな価格で満足の結果が得られる。費用対効果を考えたらネットスマイルだと思いました。あとは、やはりレスポンスの速さですね。先ほど触れたお問い合わせへの回答だけではなく、事前評価のため無料の読取りテストをお願いし、その結果が出るのもスピーディーでした。

実際に導入して、課題はどのくらい解決しましたか?

山口さん手入力の必要性がなくなったので、処理時間を半減させることができました。前述の帳合先のような例外は人間による判断ではなくシステムによる処理になったため、発注内容の誤入力がなくなり、入力の正確性が向上しました。現在2つの部署で使用中、1つの部署でトライアル中、全部で3部署使用している状況です。受注、請求でうまくいったので他にニーズがあるのなら、ということで広げています。

山口様の部署が中心になって使用しているのでしょうか?

山口さん今回の「AIスキャンロボ®」に関しては、実際に現場で使う人たちと一緒に、処理のスピードや正確性などを確認していきました。私自身は、ITの人間なので、こういったツールは直感的に使い方がわかります。しかし、現場がすべてそういうものを使うことに慣れているわけではありません。どれだけ素晴らしいツールであっても、現場で使われなければ意味がない。なので、使ってもらうためのマニュアルを作り、トラブルがあったときにはサポートをする。うまくいかないところは問い合わせてもらい、ツールの効果を実感してもらう。最大限の効果を得るべく使ってもらえるよう工夫しています。

より使いやすい環境を作ってくださっているのですね。

山口さんフィリピンのマニラにある受注センターで使用しています。まずは発注書の読み取りから基幹システムに発注データを連携する、日々の業務のトレーニングを実施し、使いはじめてもらいました。今では彼ら自身でテンプレートを作成できるまでになっており、使いやすさはそこでも実感しています。

導入から使用までとてもスムーズな印象です。

山口さんそうですね、「AIスキャンロボ®」の導入そのものについては特別苦労した点はなかったです。しかし、前述の標準のツールがあるにも関わらず、日本で「AIスキャンロボ®」を導入するにあたっては、関係各所への説明が必要で、苦労したところでした。

では、今回の「AIスキャンロボ®」の導入で山口様自身が何か感じたことなどはありますか?実際にツールを使う部署ではなく、ツールを提供する部署の方の感想を伺いたいです!

山口さん「AIスキャンロボ®」そのものに関しては、この価格でこのサービスは素晴らしいと思います。今回の導入で私自身にひとつ発見がありました。ネスレグループにおいては標準のツールを利用するのが原則です。今回のように、標準以外のツールを導入し、活用につなげていく。これは私にとってのブレイクスルーであり、その後の仕事にも活かされる経験となりました。ネスレ日本では「イノベーションアワード」とよばれる社内コンテストを毎年実施しています。社員全員が、自分の顧客は誰か、顧客が抱える問題は何かについて考え、問題を解決するためのアイデアを実行しています。今回、「AIスキャンロボ®」により自分の顧客、受注部門のユーザーの抱える問題を解決出来たことをうれしく思っています。